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やまがたを織る(2007年1月)

 
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> 特集2007.1月 やまがたを織る 
 



山形には、古くから受け継がれてきた織物の文化が根付いています。
ひと織り ひと織り、手をかけて作られた織物には、日本人の心が宿ります。
今回はそんな織物文化を、体験取材してきました!

鷹山公が推奨した伝統工芸「米織」 | 1000年以上も前から続く古代織「しな織」


米織(よねおり)は米沢市の代表的な織物。上杉鷹山公が当時の米沢藩再興のため、下級武士の内職として技術を習得させ本格的になったものです。
もとは麻糸でつくった裃が始まりでしたが、やがて絹織物へと移行したそう。
袴は日本で作られるもののうち、米織がナント80%以上を占めるそうです。

米沢織 織元の店 和コアショップ
【織絵夢人館(おりえんとかん)】

米織は決して安価なものではありませんが、比較的買いやすく、かわいい小物を中心に扱っているお店が、「織絵夢人館(おりえんとかん)」です。「たくさんの方に米織に親しんでもらいたい」というデザイナーの鈴木貴子さんに、お話をお伺いしました。

 織絵夢人館は、3代続く米織の織元が母体です。
 絹織物は高価なものになってしまいました。米織も、織元から直接都会の販売元に買い取られてしまい、地元ではほとんど見る機会がなくなってしまったんですね。
 それがとっても悲しくて、「なんとか地元でたくさんの方に手にとっていただきたい」と、オリジナル小物の販売を10年前から始めました。
 米織はもともとは織物ですが、私が京都の西陣で染めの勉強をしましたので、絵付けもしております。お客様のご希望にあうオリジナル小物等の製作も可能です。是非、米織に触れ、親しんでくださいね。

デザイナー 鈴木貴子さん
         
 
さっそく店内を拝見。紅花染めのかわいいコーナー発見!
 
人気のブックカバーです。これなら読書も優雅な時間になりますねぇ。
 
女の子の着物発見!!米織の風合いとやさしい色合いがなんともステキ。
 

米織に鈴木さんが絵付けした小物たち!和服にも洋服にもあいそう。
 
         
 
これな?んだ?ナント米織のベビースリング!
 
鈴木さんにつけてもらっちゃいました!ティッシュを入れるポケットも。
 
こちらは綿素材のベビースリング。名入れもOKです。袋付。
 
店内はうさぎ尽くし。鈴木さんの干支なんだそうです。
 
         
  米沢織 織元の店 和コアショップ 織絵夢人館(おりえんとかん)
〒992-0039 山形県米沢市門東町2−1−5 電話:0238-24-5945 FAX:0238-24-6805
E-mail:orientkan@ybb.ne.jp 営業時間:9:30?17:30 定休日:火曜日
 

 【わくわく館】

見るのもいいけど、やっぱり自分で作ってみたい!!と、米織の手織体験をしている「わくわく館」におじゃましてきました。こちらは、4人の織元さんで運営しているところで、手織体験のほか、紅花染め、藍染体験も実施しています。「自分で染めた糸で織る」なんていうわがままもOKだそうですよ!

 社長 佐藤 榮さんのお話
 
 染織工房わくわく館は、「消費者の方と直接関わりたい」と考えていた織元が、問屋さんなどの中間業者を通さずに、直接消費者の方に販売したのが始まりです。ですから、作品は現在も産直価格で販売しております。
 通年行っている手織体験、紅花染体験のほか、所要時間3時間の特別企画も開催しております。体験は、小学生くらいのお子さんから可能です。
 是非皆さんで、米織に親しんでいただきたいと思います。
         
 
はた織機がずらり!これだけの数のはた織機があるのは、わくわく館だけとか。
 
入り口には、きれいな色の糸が!微妙な色加減がすてきです。
 
プロの方が織っていました。こちらの作品はすべて手織りなんですって!
 

まずは縦糸選び。出来上がりのイメージを見せてもらいながら…迷う!
 
         
 
こちらは横糸。どれもステキで、迷う!!迷う!
 
やっと、体験開始です。えーっと、えーと、糸を通して、足を踏んで…。
 
横糸をいろいろ変えて、こんなふうに仕上がってきました。感激!
 
織り止めと端の処理をしていただきます。こちらは、もう一方の作品です。
 
         
 
最後にはさみで、ちょきちょき。こうやって織機から布をはずすのね!
 
出来た?!!すてきな色合いでしょ!ここまで30?40分くらい。
 
フリンジを結んで完成です!どこに飾ろうかな?。
 
奥のコーナーには販売用の作品も!すべてうれしい産直価格です。
 
         
  染織工房 わくわく館
〒992-0055山形県米沢市御廟1-2-37 電話:0238-24-0268 FAX:0238-24-0268
URL:http//:www3.omn.ne.jp/~waku-kan/ E-mail:waku-kan@ms3.omn.ne.jp
営業時間:9:30?16:30 定休日:水曜日 ※体験は要予約

■■手織体験(30分程度)料金:シルクテーブルセンター 2625円(税込み)
   シルクコースター(2枚)2100円(税込み)

■■紅花染体験(15分程度)料金:シルクスカーフの紅花染め 2625円(税込み)
   ハンカチーフの紅花染め  1050円(税込み)

■■特別企画「やってみようシリーズ」
時間:13:00?16:00 定員:毎回10名 料金:4200円(材料費込み)
持参するもの:筆記用具、汚れてもいい服装
〔紅花染のコースターを織る〕日時: 2月10日(土)
〔裂織の生地を作ろう?可愛いミニバッグになる?〕日時: 4月28日(土)
〔絞り模様の手作りうちわ?麻の布を染めましょう?〕日時: 6月23日(土)

 





新潟と山形の県境にある関川集落には、木の皮の繊維を糸にして織る日本三大古代織りの一つにも数えられている「しな織」があります。
1000年前の文献にも「しな織」の記録が残っているとか。今でも関川集落では、一家の誰かがしな織に関わっているそうです。
いつまでも変わらない、ざっくりとした手触りと落ち着きのある風合いが魅力です。

         
 
やってきたのは「しな織の里ぬくもり館」。織物体験は日曜日意外なら、通年できます。
 
体験は20分くらい。小学生くらいからできるそうです。
 
しな織が出来るまでの図です。木の皮を使った織物は全国でもめずらしいそうです。
 

うわ?い!これがはた織機!!もう糸がかけてありました。
 
         
 
足を踏んだら糸を通して・・・。おっとっとと。
 
トントン、で生地を整えます。恩返しの鶴になった気分!
 
この姿、結構さまになってるでしょ!でも本人は必死!
 
10センチ角のコースターの出来上がり!作品は、端をかがって後日郵送してくれます。
 
         
 
しな織はその丈夫さから、昔は生活や作業用の布として使われていたようです。
 
ぬくもり館の売店です。すてきな商品がいっぱい!
 
旧式の座るタイプのはた織機。宿泊体験では、これで織ります。
 
人気のある商品のひとつ、帽子。いつまでも色あせません。
 
         
 
バッグも人気のある商品のひとつだそう。
 
すてきな着物発見!!NHKの「お?い、日本」で作った「ゆかた」ですって!
 
茶色い部分がしな糸です。やや重い生地なので、現在実用化にむけて試作中。
 
後日送られてきた「コースター」。感激。感激!
 
         
  しな織の里 ぬくもり館
〒999-7315 山形県西田川郡温海町関川222
電話:0235-47-2502 FAX:0235-47-2333 営業時間:8:00?17:00

■コースター作り(20分程度)
料金:1枚 1000円(税込み)時間:8:30?12:00 13:00?16:00
(日曜日は予約の方のみ)

■しなおり織体験(2泊3日)
しな織の糸作り、いざり機によるしな織を体験。70cmのしな織ができます。
第1回 2月22日(木)・23日(金)・24日(土)
第2回 3月1日(木)・2日(金)・3日(土)   ※第7回まであり
募集人員:1回につき6名  料金:一人 33000円(税込み、宿泊料・指導料・材料費)
申し込み方法:はがき、電話、FAX、メールで

詳しくは関川しな織共同組合HPをご覧ください。

関川しな織共同組合
〒999-7315 山形県西田川郡温海町関川222 
電話:0235-47-2502 FAX:0235-47-2333 E-mail:info@shinaori.net

 

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