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雪国を味わう(2006年1月)

 
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> 特集・雪国を味わう(2006/01)
 
 
例年にない大雪で山形は一面の銀世界です。冬の晴れ間に雪原に飛び出せば、爽快な陽の光りを浴びて、まばゆく美しい雪景色が広がります。粉雪をまき散らしながらの犬ぞり体験、日が暮れれば幻想的な雪灯篭が癒しの炎を灯します。昔ながらの和かんじき作りは匠の技が栄えました。寒いからと言って、じっとなんかしていられない!さぁ出掛けましょう、雪の山形へ。
 
  case1
犬ぞり・スキーセーリング体験。雪原を駆け抜けよう。
case2
雪灯篭作りに挑戦!幻想的な雪灯篭の世界へ…。
case3
雪国生活の必需品だった「かんじき」づくりをレポート。
case4
まだまだある!県内各地の雪国体験イベント情報。
 
 
 

「アースアカデミー・大場満郎冒険学校」では、環境と教育をテーマとして「犬ぞり体験」を主体にしたプログラム「2泊3日犬ぞり体験合宿」を開校しています。「大場満郎と歩く雪上散策」冒険に浸る「座学」餅つき体験、イグルーでのティータイム等々雪国の感動を満喫出来ます。
 今回は、yamagata1取材員伊藤ファミリーが、「アースアカデミー・大場満郎冒険学校」を取材してきました!
 
「アースアカデミー・大場満郎冒険学校」
〒999-6101
山形県最上郡最上町大字向町2135
電話0233-43-4563 FAX 0233-43-4564
URL http://www.ohba-mitsuro.com/
E-mail:mitsuro@ohba-mitsuro.com

□■□■犬ぞり体験要項□■□■
期間:平成18年1月中旬?3月下旬まで
毎週末の金土日
対象:小学1年生以上
催行人数:3名以上10名まで
料金:大人2泊3日25000円1泊2日15500円
   子供2泊3日23000円 1泊2日14500円
その他:日程、送迎、詳細につきましてはご相談下さい。
 
 
 
不安な雪道の運転も、この通り完璧なまでの除雪状況に一安心。目的地の前森高原はもうすぐ。
 
雲の合間から太陽が覗けば清々しい高原の風景が目の前に広がります。気分爽快!
 
冒険学校の看板発見。冬期間は通行路が変わります。電話して確認しておくのがベスト。
 
立派な建物がドーンと建っています。大雪でも入りやすいように雪国仕様の玄関です。
 
 
 
 
元気に出迎えてくれたのが北海道犬のカムチです。犬との触れ合いを通して沢山の事を学ぶ体験が出来ます。
 
はるばるグリーンランドからやって来たカコットとノア。カコットはイヌイット語で「白」を意味します。
 
日本ではここでしか会えないグリーンランドハスキー犬。厳しい環境に耐えうる生命力のパワーを感じます。
 
残念ながら、取材時は体験出来なかった「犬ぞり」の様子がこれです。大自然との一体感が味わえそう!
 
 
 
学校内では、犬ぞりでの冒険の様子を写真で展示しています。それにしても犬達は力持ちだなぁ。
 
スキーセーリング体験で使用するたこがこれです。大場さんはノルウェー人からパラセールを学びました。
 
風が吹けば時速50~60kmで広原を駆け抜けて行くそうです。想像しただけでワクワクしますね。グリーンランドでも大活躍したパラセール。環境にも優しく自然の力と共存出来る素晴らしい乗り物です。
 
 
 
 
         
 
 冒険学校の2階では、実際に大場満郎さんの冒険に同行した貴重な品々が展示してあります。南極や北極の厳しい自然の中で活躍した道具や、みんなからの応援メッセージには、いろんな秘話や性能が隠されているようです。入館無料です。第二の大場満郎を目指す方にも必見のスポット!その一部をご案内致します。

 
 
 
 
冒険に使用されたテントです。熊の襲撃に遭った時の爪跡が生々しく残っていました。
 
この人形さながらに、沢山の荷物を積んで、極寒の地をたった独りで歩いたそうです。
 
荷物の中身も手にとって見る事が出来ます。それにしても、そりの形はまるで舟の様ですね。
 
この腕時計は、冒険の為のメーカー特注品で、方角が確認出来る24時針機能付の優れものです。
 
 
 
コッヘル(鍋)、カメラ、通信機器、どれもが南極で大場さんの冒険を支えた貴重な品々です。
 
ぺミカンという食料です。お湯で練って食べます。器にも冷めなく壊れない工夫が施されています。
 
冒険の様子を撮影した写真が壁面にぎっしりと展示されています。大場さんの話がもっと聞きたい!
 
ソーラー発電で旅の燃料補給をしていたそうです。科学の力が偉大な功績を支えていたのですね。
 

●おまけ●ちょっと驚き!エスキモーの長生きの秘訣とは?

エスキモーはアザラシの生肉やひかりものの魚を食料とし、必要以上に捕獲しない、自然と共存した生活をおくっています。その為、厳寒の地でも皆長生きです。また食料としてラードをアイスクリームの様に食べます。体が油を必要としているので、寒さの中では甘く口当たりの良い貴重な食べ物だそうです。

「アースアカデミー・大場満郎冒険学校」校長 大場満郎氏プロフィール
1953年山形県最上町に生まれ29歳まで農業に従事する。83年にアマゾン川6000kmを筏で下り農業視察。それ以降、85年にグリーンランド単独独歩、97年に北極海単独徒歩横断、99年に南極大陸単独徒歩横断に成功。01年に「‘99植村直己冒険賞」受賞。アースアカデミー大場満郎冒険学校校長就任。05年までに地球縦回り一周の旅を通して環境教育にも力を入れている。

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寒河江市皿沼区では、子供会や婦人部をはじめとする様々な会が、公民館運営委員として互いに協力し合って「雪どうろう祭り」を開催しています。地域の活性化と町内のコミュニケーションを目的に、今年で7回目を迎える恒例行事となりました。日暮れと共に約60にも及ぶ町民手作りの見事な雪灯篭に火が灯ります。その光景はまさに幽玄で幻想的…。
 
□■□■皿沼雪どうろう祭り□■□■

日時:平成18年2月5日(日曜日)
   午後1時~4時まで灯篭製作
   午後5時点灯
場所:白山神社境内にて
(山形県寒河江市皿沼区内)
その他:こんにゃくや甘酒もあります
(一部有料)
お問合せ先:皿沼公民館館長
高橋正雄さん TEL0237-86-6502
 
 
 
地区の大工さんの手作りという雪灯篭製作用の型がこれ。早速雪灯篭作りに挑戦します。
 
毎年雪灯篭の制作に携わっている阿部さんに作り方を教わりながら型に雪を詰め込んでいきます。
 
詰め込んだ雪を踏み固めていきます。通常は4人がかりで1つの雪灯篭を作るそうです。
 
固まった所で型を外します。上手く出来たかな?意外と力のいる作業です。
 
 
 
 
ジャーン!ご覧の通り、綺麗に仕上がりました。でもまだまだ完成ではありません。
 
2段目を乗せます。子供会の小学生も約60人が製作に加わるとか。大人でも大変なのに凄いなぁ。
 
土台が上手く固まっていないと、次第に傾いてくるそうです。大丈夫かな?この上にまだまだ乗ります。
 
3段目。ロウソクが入る穴を空けておきます。だんだん乗せるのが重くて大変になってきました。
 
 
 
「皆で協力して作る事に意義があるんだ。」納得の一言。まさに汗と涙の結晶。体が熱くなってきました。
 
形を整えてようやく完成。早速火を灯します。雪灯篭は薄暗い時間帯が一番美しいそうです。
 
毎年約100人の人が関わる雪どうろう祭り。参道には120にも及ぶスノーランタンが子供達の手で並べられます。
 
ふうっ、力作の雪灯篭の灯りに心癒される私達。自分達で作ったという満足感と心地よい疲労感がたまりません。
 
 
         
 

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昔ながらの冬の必需品、かんじき。山でとれる材料をもとに、曲げたり、紐で縛ったりしてかんじきを作ります。その工程は難しく、まさに匠の技。
今回は、真室川町在住の大場邦光さんにその作り方を教えていただきました。
 
□■□■かんじきトレッキング□■□■

金山町の『山形県遊学の森』では、「かんじきトレッキング」が挑戦できます。詳細は山形県遊学の森「木もれび館」
電話0233-64-3305 
URL:http://www.vega.ne.jp/~yugaku/
E-mail:yugaku@cellon.ocn.ne.jp
までお問い合わせください。

 
 
 
金山町の『山形県遊学の森』主催行事「和かんじきづくり」に参加しました。まずかんじきについて話を聞きます。
 
これが素材になるクロモジの木で、トリキと呼ばれています。既に曲げられたものが配られました。
 
まず大きさを合わせて長さを揃えます。余分な部分はノコギリで切り落とします。
 
木の皮は虫が湧くもとになるので、ナイフで削り取ります。クロモジの良い香りがします。
 
 
 
 
ナタで内側と外側の木の接合点を削り、平らで合わさり易くします。
 
前後揃えて、仮結びしました。足の大きさに合わせて長さを調整します。
 
今回はナラの木を使いツメを作ります。1人分4個必要で、中々骨の折れる作業です。
 
ノミを使って間を削ぎ落とします。このツメが雪に食い込んで滑りにくくします。
 
 
 
前後を合わせて針金で結わえます。後でツメを入れるので、きつ過ぎてもゆる過ぎてもいけません。
 
金づちを使ってツメをはめ込んでいきます。中々上手くはまらずに外枠が折れてしまう事もあります。
 
見て!上手くはまりました。ちょっとやそっとでは抜けないツメが出来ました。
 
最後に、足を乗せる紐を巻きます。結び方が難しくて悪戦苦闘。ようやく完成しました。
 

     
■□■□■□■□ かんじきトレッキングはこちらでも体験できます ■□■□■□■□

最上川芭蕉ライン観光(株)
期間:2月後半?3月  場所:幻想の森など
料金:ガイド1人につき5000円(ご希望の方) その他: 事前の予約が必要
お問合せ先:〒999-6401山形県最上郡戸沢村古口86-1
電話0233-72-2001 Fax0233-72-2003  URL http://www.blf.co.jp/

 
 
         
 
和かんじき又は、西洋かんじきのスノーシューを履いて雪原を散策してみましょう。生き物の痕跡を見つけたり、自然の雄大さや楽しさに触れる中で、いろいろな感動に出会えますよ。
西川町の弓張平でスノートレッキング体験してきました。
 
 
 
案内のおじさんの説明を聞いて冬しか見れない特別なもの(?!)を探してみましょう。
 
きつつきの突いた穴を発見!ウサギのコルク状のフンを見つけたり動物の足跡に出会ったり・・・
 
途中、木枝を使って落とし穴を作ります。昔ながらの雪遊びも童心に返って楽しいひとときです。
 
天気の良い日は寝転んでみましょう。青い空が眩しくて、汗ばんだ体にひんやり感が心地良い。
 

     
■□■□■□■□ イベント要項 ■□■□■□■□
期間:12月?3月  場所:月山  コース内容:約2時間程度、弓張平公園内
料金:1. 地蔵沼コース(初心者・中級者向き) 約2km(3時間)1人3550円
   2.一本ブナコース(中級者・上級者向き) 約3km(5時間)1人3550円
   3. 弓張平コース(初心者向き)約2時間 個人の場合はガイド料無料。実費(保険料150円)負担。
※スノーシュー使用の場合は別途負担。
※団体の場合は10名以上。1人1000円(ガイド料有料、保険料別途)
【お問い合わせ先】月山朝日観光協会
電話0237-74-4119 Fax 0237-76-2601 E-mail:k-kyokai@town.nishikawa.yamagata.jp

 

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庄内エリア
 ホワイトキャンプ
期日:1月28日(土曜日)?1月29日(日曜日)
   特に集合時間や解散時間は設けませんからご都合に合わせて参加可能です
   夕食(午後6時頃)のパーティに間に合えばOKです。
場所:創造の森交流館横の森
   すぐ近くに自動車も駐車できます。
指導:雪のキャンプ愛好者の皆様
   経験豊富な楽しいメンバーが優しく教えてくれます。
料金:無料(食事は各自で器具と食材を準備・調理願います。)
その他:個人・グループで参加、キャンプ用具持参、飲み物も各自持参です。寒くない服装でご参加下さい。雪の上にキャンプを張って雪の群落で一泊します。初体験の方大歓迎で技術指導あります。
お問い合わせ先:羽黒町 創造の森交流館 電話0235-62-2665 FAX0235-62-3878


最上エリア
 スノーモービルで冬の森に飛び出そう(安全講習とレクレーション)
期日:1月22日(日曜日)
時間:9時30分より受付開始 10:00スタート 15:00終了予定
定員:20名(おにぎり程度付き)
対象者:小学生以上(親子でも大歓迎)
料金:2000円
持ち物:寒くない服装(スキーウエア)、手袋、帽子、着替え等
※ ゴーグル、スキーウエアお持ちでない方はご相談下さい。(別途料金)
お問い合わせ先:山形県遊学の森「木もれび館」電話0233-64-3305 
URL:http://www.vega.ne.jp/~yugaku/  E-mail:yugaku@cellon.ocn.ne.jp


村山エリア
 大井沢雪祭り
スノーモービルやそり滑り体験ができ、雪遊びを存分に楽しめます。夜7時からは2006発の花火が打ち上げられる。恒例の雪像は、昨年はピカチュウ、カメックス、ミズゴロウの雪像でした。今年は何が待っているのか行って見てのお楽しみ♪
期日:2月25日(土曜日)
場所:西川町大井沢
お問い合わせ先:西川町役場大井沢支所 0237-76-2111


置賜エリア
 雪の学校
小国町でウサギや熊を狩猟する、昔からマタギと呼ばれる人々。山の自然を知り尽くしたマタギに案内してもらい、雪山に親しむのが雪の学校です。かんじきをはいて山を登り、ブナ林の散策や動物の足跡を見つけ、童心に帰って楽しめます。
期日:3月11日(土曜日)?12日(日曜日)
場所:小国町五味沢地区
お問い合わせ先:雪の学校実行委員会事務局 電話0238-62-2111

 上杉雪灯篭まつり
期日:2月11日(土曜日)?12日(日曜日)
場所:上杉神社境内・松が岬公園一帯
お問い合わせ先:上杉雪灯篭まつり実行委員会事務局 電話 0238-22-9607


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